Raspberry Pi -13
さて、前回の続きで、今回はRaspberry Pi 4にUbuntuを入れてみるが、自身このOSは初めての扱いになる。
インストールは今回は、公式HPにある「Raspberry Pi Imager」という、OSのイメージのダウンロードと、SDカードへの書き込みをセットにしたソフトウェアを使ってみる。
このソフトウェアでは、Raspbianだけでなく、LibreELEC、Ubuntu等もインストールする事が可能だが、簡単にインストールする事ができ、これはかなり便利。
UbuntuはCoreとServer、32bitと64bitが選べるが、今回は64bitのServer 20.04 LTSを選択。
で、その後、Ubuntu MATEをインストールし、MATEで起動。
そこで、ディスプレイの設定を確認すると、ディスプレイが「不明なディスプレイ」になっており、リフレッシュレートも0Hzという。
また、解像度も1824x974で固定されており、他の解像度が設定できない。
その後、そのままkodiをインストールしてみると、動画再生で異様にカクカクし、プレーヤとしては全く使い物にならない感じに。
で、色々とネットで調べると、なかなかそれっぽいのがなく、とりあえず強制的に解像度を変更する的な事をやってみるが、エラーで変更する事が出来ない。
その後もネットで調べてみたところ、ようやく下記のページを発見する。
解像度が1824x974で変更不可との事だが、自分のも同じ現象だ。
/boot/firmware/syscfg.txtに「dtoverlay=vc4-fkms-v3d」を追記するらしいが、早速やってみたところ、ディスプレイがちゃんと認識されるようになり、リフレッシュレートも60Hzとなり、解像度も変更可能となった。
しかし、今度はディスプレイいっぱいに画面が表示されなく・・・
って、これはRaspbianでもあったが、オーバスキャン設定がデフォルトなっているので、nano /boot/firmware/config.txtで、「disable_overscan=1」の追記、またはコメントアウトされているのを解除すればOK。
これでようやく色々とまともに動作するようになったが、kodiの方も問題なし。
Rasobianのkodiより動作が軽いかもしれん。
その後、Chrominiuim、XRDP Server、SSH Server、Sambaを導入したが、全く問題なし。
kodiの動作がこっちのが軽快なので、しばらくの間これでテスト運用してみるが、UbuntuはRaspbianと比べると、すんなり動かなかったりする部分があるようだが、これらを解決できれば、デスクトップPCとしてはRaspbianより使い易いと思う。
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