Raspberry Pi 16

会社の仕事関係になるが、いま赤外線センサーについて検証/評価中だが、何だかなぁという事があった。


このセンサーの持ってきた人の話では、最初は「温度差を検知する人感(生物)センサー」だという事で紹介されたのだが、実際に試したところ、ちょっと違う気が。


確かに検知する範囲に人が出入りするとフラグが立つので、これでセンサー周辺で温度をもつ何か(人や動物)が動いているかどうかが分かるので人感センサーっぽい感じはする。


しかし、検証を続けていくうちに、以下の不思議な現象が。

1) 温度を持たない物にも反応する。(毎回ではないが)
 温度を持たないドアや窓の開け閉めでも反応する。

 開け閉めで温度が異なる外の空気が流れ込んで検知する?

 にしても、体温ほどの差はない筈だが。

2) 何も動きや変化がなくても検知する時がある。
 これは全く意味が分からない。

 幽霊でも検知してるのか?


そこで、話を持ってきた本人に上記の事を報告。

すると、そんなはずはないと。

本人によれば、ネット上に記載されてる情報を見ると、そうはならないはずだと。

いや、自分もそう思うんだけど、実際に違う動きをしている。

そもそも、ネット上の情報が正しいかなんで分からんし。

ていうか、だから検証してるわけだし。


で、あまりもネットでは~ネットでは~というので、自分もちょっと調べてみる。


ん~なんかおかしいな。


検知する範囲は書かれているが、どのくらいの温度差で検知するか記載がないな~これ。

試しに他の人感センサーと思われるもので検索してみると、どのくらいの温度差で検知するかしっかりと記載されている。やっぱおかしいぞこれ。

どのくらいの温度差で検知するか分からないと、本当に生物に反応するかどうか分からないからね。


で、ここでちょっと気付いた。

これ、「赤外線センサー」って書いてあるな・・・

人感センサーではない?


赤外線センサーってのは、夜間用の監視カメラとかで使われるやつですが。


で、ここで更に気付く。

太陽光にも赤外線はあるよね?という事に。


それだったら、上記2つに不可解な動きにも納得がいく。

何故なら、いずれも太陽光を受ける場所での検証だったからだ。


(※後日、「赤外線センサー 太陽光 影響」で検索したら、注意点として書かれているサイトが幾つかあった。なお、自動車のヘッドライド(LEDのは除外)等もNGらしい。)


多分、カーテンとかした状態でやれば問題ないはず。

というわけで、これ昼間の使用はほぼNGですな。

まぁ、夜間の誰も居ないオフィスでなら使えるか。


まぁ、ネットの情報で「これはは~として使えるセンサーだ」と書かれているが、まるっきり信用するのは危険ですな。それが記載されていたのはどのサイトかは分からないが、仕事としてやるならば、ちゃんと検証はすべきかと。


あと、部品についてだが、電子工作レベルのものだとすぐ壊れる。

精度も動けばいいという程度のもので、結構いい加減のも存在する。

この中から製品として使えそうなものを選ぶのは、かなり難しいのではと思う。


So Far. So Good... So What!

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